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Category: 01:はじめに
車検とは
車検とは、正式名称を「継続検査」と言い、国が定める検査を受けることで次の期間内に日本の公道を走ることができる、という検査のことです。検査の内容は、その自動車が安全どうか、決められた排気ガス規制をクリアしているかとかいったことを中心に行います。
つまり、自動車が保安基準に適合しているかどうかを国が一定期間ごとにチェックするのが車検です。自動車を走らせるためには、この検査に合格して有効な自動車検査証の交付を受けなければなりません。全ての自動車は、ある一定の期間ごとに車検を受ける義務があります。



車検の時期
車検は、「車検証に記載されている有効期間の満了する日」までに必ず行ないます。新車を買った後、最初の有効期間の満了日は3年後、2回目以降は2年ごと、になります。
 基本的に車検の有効期間は「車検証に記載されている有効期間の満了する日」までですが、自動車の種類によって異なります。新車の自家用自動車は3年、2回目以降の自家用自動車は2年、2回目以降の自家用小型貨物車は1年です。



車検用語解説
【法定費用】
普通、法定費用とは「自動車重量税」、「自賠責保険料」、「印紙代」のことを指します。

【法定2年点検】
道路輸送車両法で2年後とに実施することを義務づけられている点検で、56項目の点検を実施しています。

【検査】
点検整備が終わった自動車の安全性が確保されているか、公害防止の観点から国の決めた基準に適合しているかどうかを検査するものです。これに合格すること車検証が発行されます。

【保安基準適合証】
車検を実施した自動車が保安基準に 適合している場合に発行されるもので、これを他の書類と一緒に陸運支局へ持っていくと自動車検査証が発行されます。保安基準適合証の有効期間は15日間です。

【軽検査協会】
軽自動車の自動車検査証の更新等を行う機関です。基本的な業務内容は陸運支局と同じです。

【継続審査申請書】
検査そのものを車検場で申し込むための書類を指します。ユーザー車検以外の場合は自動車の所有者には特に関係ないです。

【検査証章】
自動車の前面ガラスに貼る自動車検査証の有効期間の期限を示すステッカーです。車検終了後に運輸支局から発行されます。色は年度を、数字は期限月を表しています。実際の車検満了時期がきているのに、それをその月の間は大丈夫だと勘違いして車検切れとなるケースがかなりあるので要注意です。

【指定工場・認証工場】
整備工場には、認証工場と指定工場の2種類があります。ふたつの大きな違いは、車検ラインを工場内に持てるか持てないかです。認証工場では必ず運輸支局に実車を持ち込み、運輸支局の車検ラインで検査を受けなければなりません。ところが指定工場の場合、工場内に専用の車検用のラインを持っていますので、運輸支局では書面で審査を受けるのみになります。この二つには技術等に大きな違いはないと言われていますが、施設の充実などを考えると、どちらが安心か一目瞭然です。また、最近では整備工場と車検代行業者を勘違いしたり、中にはは車検代行業者が整備工場と偽って起こるトラブルが増えているそうです。車検を実行する際は必ず整備工場の種別を確かめましょう。

【予備検】
予備検査場のことを指します。ユーザー車検の際、実際の車検場へ行く前にあらかじめテストをします。このテストは有料ですここで不具合が見つかったら車検はまず通りません。

【陸運支局】
道路運送車両法に基づき、普通自動車、小型自動車、二輪自動車の検査などを行う国の行政機関です。全国に93箇所設けてあります。その業務内容は、主に保安基準の判定の為の検査、自動車検査証の更新、保安基準適合証による自動車検査証の発行および有効期限の更新、などです。
Category: 02:車検の種類
車検、とひとことで言っても、様々な方法があります。その方法を紹介します。

ディーラー
ディーラーの特徴は、自社製品であればその知識量、技術力ともに他の車検工場や整備工場よりも圧倒的に信頼できる整備をしてくれる、ということです。設備や規模も同様です。ディーラーの整備師達は、自社製品をメンテナンスするための専門の教育やメーカー主催の技術コンテストを受けたり、と、徹底した自社製品へのプライドや誇りを持っています。しかし自社製品以外には弱い、というのが現状です。

整備工場
整備工場は、技術のレベルは決して低くはありませんが、工場自体が古いことや、工場規模が小さいということが難点とも言えます。そして最大の問題は、最新の車に弱くなりつつある、という事です。最近の車のコンピューター制御化、ハイテク化も、整備工場が弱くなりつつある原因のひとつではないかと思われます。
 ディーラーと違い、メーカーからの指導ではなく整備振興会などの組合的な機関からの情報が多いため、伝達されるまでの時間的な問題と質の部分においてディーラーとはかなりの差があります。
 しかし、取り扱い車種を限定していないので全てのメーカに対する基本的な知識があります。多少の得意不得意はあるでしょうが、ほぼ全メーカーの整備が基本的には問題なく出来るのが特徴です。宣伝等はあまりせず、完全な地元密着型が多いようです。

車検専門チェーン店
車検専門のチェーン店は、そのほとんどの作業を上記の整備工場で行っています。したがって、技術的なものは整備工場と同等、と考えることができます。設備についてはディーラー程ではありませんが、比較的大きな整備工場が多いため機材も新しい物を使っている場合が多いようです。
 車検を主要商品にしているため、車検についてのノウハウは、整備工場よりもかなりあると考えてもよいのではないでしょうか。車検のみに限定して考えると、ディーラーよりもシステムは進んでいる工場もあるのではないかと思われます。
 広告・宣伝に予算を投じ、数多くお客さんを集めて、その分1台当たりの車検価格を抑える、という手法をとっています。

ガソリンスタンド
ガソリンスタンドには工場が無いところがほとんどなので、車検で預かった車は、各スタンドから提携している整備工場へ運んだり、ガソリンスタンドが持っている整備工場へ移動して車検をします。比較的資本力があるため、機材も新しい物を使っていることが多いです。
 工場での車検についての技術面では問題はないと思います。

車検代行
代行車検には、整備はありません。車検で預かった車を陸運局に持っていき検査をするだけの作業です。車検に合格する事に特化していますので、試験場での様々なテクニックがあるようです。大抵の車は車検に合格させてしまいます。
ただし、あくまでも車検という検査に合格させるというだけなので、その後何らかのトラブルが起きた際にも保証等は一切ありません。車検代行に関しては事項で詳しく説明をします。

ユーザー車検
これは、その名のとおり「ユーザー車検」ですから、自分(ユーザー)で行う車検の事を指しています。車の整備知識がある人はチャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。ユーザー車検に関しても事項で詳しく説明します。


次に、上で紹介した車検を細分化した際、特に最近ますます注目が集まっている「ユーザー車検」「ユーザー車検代行」そして「1日車検」に関して補足をしておきます。
ユーザー車検ユーザー車検とは、法律に基いて自動車の使用者(ユーザー)自ら点検し、国の検査場に継続検査(車検)を受けに行く事です。法律上は、第三者ではなく、あくまでも車の使用者(ユーザー)が検査を受ける事になっており、第三者が検査を受ける場合は、ユーザーの代理をしていることになります。 国の検査場で行う検査は、ブレーキテスターや排気ガステスタなどによる機器検査と、外部から部品の破損等を検査する目視検査等の方法により、検査の時点の安全面や公害面を検査するものです。したがって、ブレーキ内部の劣化や摩耗の確認などは行いませんので、車検後の車の安全性は全く保証されるものではありません。そして、その安全性の責任はユーザーが管理するというのが今のユーザー車検です。 つまり、自分の車は自分で管理しようというユーザーには最適な車検です。


ユーザー車検のメリット
ユーザー車検のメリットは、自分自身の目で自動車の状況を確認し必要な整備が行えること、車検費用が割安ですむこと、であると言われています。


ユーザー車検のデメリット
一方、ユーザー車検にもデメリットがあります。自動車の点検・整備についての知識が必要であること、自動車の各部品の状況を見て、その部品の使用限界の判断が正確に行えるかどうかということ。そして所有者が自ら検査に行くため、時間が必要であるということです。
1日車検とは
1日車検とは、指定自動車整備工場と呼ばれる工場で保安基準適合証や保安基準適合標章の交付を受ける、というものです。車検の時に保安基準から外れてしまう部分や適合しなくなる可能性がある部分に必要な整備をした後、検査員が検査をして保安基準に適合すれば、その時点で保安基準適合証および保安基準適合標章が交付されます。つまり、朝のうちに整備工場に自動車を持ち込んで、その日の夕方には実質的に車検を終えた自動車を受け取れることになるため1日車検と呼ばれている、ということです。1日とは言うものの、保安基準に適合するかどうかの検査は多岐にわたるためある程度の時間がかかります。きちんと予約をして朝から車を持ち込まないと、1日以上の日数がかかってしまうかもしれません。

1日車検のメリット
1日車検のメリットはやはり安いこと、そして早いことです。朝出して、夕方にはもう終わる、というのは、1日車検ならではの特徴かつ最大のメリットであるといえます。

1日車検のデメリット
基本的に「車検にとおる程度の整備」しか行われない、というのがあえて言うならば1日車検のデメリットでしょうか。次回車検時までの保証があるというわけでは決してないので、日ごろから定期的に点検をすることが重要です。

ユーザー車検代行とは
ユーザー車検代行とは、法律に基いて自動車の使用者(ユーザー)のかわりに第三者が点検し、委任状を持って、国の検査場に継続検査(車検)を受けに行く事を指します。通常、車検は修理工場やディーラー等に持ち込まれるのが普通ですが、決して安いとは言えない整備・点検費用がかかってしまいます。そこで考えられたのが上記の「ユーザー車検」ですが、これにはある程度の専門知識が必要なため、自動車に対してあまり知識のない一般人にとってはかなり難しい作業となってしまいます。そこで、専門知識のある業者が点検整備や書類手続き等を代行するユーザー車検が登場しました。それが「ユーザー車検代行」です。

ユーザー車検代行のメリット
ユーザー車検代行はユーザー車検と同じく自分で車を管理するという姿勢はあるものの、時間がないというユーザーに最適の車検であると言えます。早く安く車検が取れる、といいうのもメリットのひとつです。

ユーザー車検代行のデメリット
車検代行はあくまでも車検の取得を代行するだけに過ぎません。車検そのものは次回の車検期限である2年先までの車両の安全を保証しているというわけではなく、あくまで車検取得時の車両の安全性を確認し、2年間の通行手形を与えるだけなのです。
 分かりやすく言うと、車検取得の次の日に自動車が故障しても、代行業者は保障をしてくれません。自動車の安全性の確保はユーザーの責任なのです。
 その点、ディーラーや整備工場では、車検と同時に24ケ月の法定点検整備を行ない、少なくとも半年はトラブルなしに走行できるようコンディションを整えてくれます。もちろん機械ですから、点検整備時には予想できないトラブルが後に起きることも有り得ますが、消耗品の摩耗や劣化によるトラブルはほとんど防いでくれます。

Category: 06:車検の手順

  • 必要書類
    1、自動車検査証(車検証)
    自動車の身分証明書のようなものです。ナンバープレート、排気量、大きさから所有者の情報までが記載されている、重要なものです。

    2、自動車納税証明書
    毎年5月頃に送られてくる証明書です。納税額は自動車の排気量によって異なります。

    3、自賠責保険証明書
    契約が義務付けられている自賠責保険に加入しているという証明書です。

    4、24ケ月定期点検記録簿
    自動車の全60箇所の点検記録簿です。車検の際は、この記録簿の提出が義務づけられています。
    5、継続検査申請書
    車検そのものを車検場で申込むための書類です。ユーザー車検でない限り自動車の所有者が見ることはあまりありません。
     
    6、自動車重量税納付書
    車検を受ける時に納める税金です。車輌の重量によって金額が異なります。

    7、自動車検査票
    車検の際、各項目についての合否をチェックしていく票のことです。これもユーザー車検でないかぎり、見ることはあまりありません。


1,2,3,4は自動車の所有者の手元にあるものです。なくすことのないようにきちんと保管しておきましょう。5,6,7は車検を実施する車検場で手に入るものなので、「ユーザー車検」でない限り特に関係はありません。

  • 点検項目
    【エンジン・ルーム点検】
    1、パワーステアリング ベルトの緩み、損傷など
    オイルの漏れがないか、オイルの量はどうか、等を検査します。
    2、点火装置
      スパーク・プラグの状態、点火時期、ディストリビータのキャップの状態、などを検査します。
    3、バッテリー・電気配線
      ターミナル部の緩みや劣化がないか、電気系統の配線の接続はどうか、損傷はないか、等を調べます。
    4、エンジン
      排気ガスの状態やエアクリーナーエレメントの汚れがないか、等の検査をします。
    5、冷却装置
      ファン・ベルトの緩みや損傷はないか、冷却水の漏れ等はないかを検査します。
    6、燃料装置
      燃料漏れやリンク機構の状態に異常はないか、という項目を調べます。
    7、公害発散防止装置
      メターリング・バルブの状態、ブローバイガス還元装置の配管、燃料蒸発ガス排出防止装置の配管、チャコールキャニクスのつまりや損傷、二次空気供給装置の機能、排出ガス再循環装置の機能、減速時排気ガス減少装置の機能、一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、などを主に検査します。

    【室内点検】
    8、ハンドル
      ハンドルの操作具合を確認します。
    9、ブレーキ・ペダル
      遊び具合や踏み込んだときの床板との隙間を検査します。
    10、バーキング・ブレーキ・レバー
      踏みしろやブレーキの効き具合を調べます
    11、クラッチ・ペダル
      切れたときの床板との隙間を調べます。

    【足まわり】
    12、かじ取り車輪
    13、ショック・アブソーバ
      損傷がないか、オイル漏れがないか、を検査します。
    14、サスペンション
      取り付け部分や連結部のゆるみ、損傷等がないかを検査します
    15、ブレーキ・ディスク・ドラム
      ディスクとパッドの隙間、ブレーキ・パッドの消耗、ディスクの劣化、ドラムとライニングとの隙間、ブレーキ・シューの劣化等を検査します。
    16、ホイール
      タイヤの溝の深さ、磨耗、ボルトやナットの緩み、フロントホイールやベアリングの劣化、リアホイールの劣化等を調べます。
    17、ブレーキのマスタ・シリンダー・ホイールシリンダー・デスクキャリバ
      液漏れや劣化、損傷等がないかを調べます。

    【下まわり】
    18、エンジンオイル
      エンジンオイルに漏れ等がないかを調べます
    19、ステアリング・ギア・ボックス
      取り付けの緩みがないかを検査します。
    20、ステアリングのロッド・アーム類
      緩みや劣化、損傷、亀裂等がないかを検査します。
    21、トランスミッション・トランスファ
      オイルの量や漏れを検査します。
    22、プロペラシャフト・ドライブシャフト
      連結部の緩み、ドライブシャフトのユニバーサルジョイント部の劣化がないかを調べます。
    23、テファレンシャル
      オイルの漏れ等を調べます。
    24、ブレーキロット・ケーブル類
      緩みや損傷がないかを調べます
    25、ブレーキホース・パイプ
      損傷がないかを調べます
    26、エキゾーストパイプ・マフラー
      取り付けの緩みや損傷、熱害棒shい装置の遮熱版の取り付け、劣化や損傷等を調べます。

    【外まわり】
    27、フレーム・ボディー
      緩みや損傷、劣化等の有無を調べます。

ここでは、車検に関する疑問を一気に解決しようと思います。車検初心者必読です。


  • 車検がすでに切れている場合はどうすれば良い?
    車検がすでに切れている場合は公道を走れません。したがって、キャリアカーで車検を行う場所まで運ぶ、という方法もあります。しかし搬送費用がかかるので、各都道府県の役所で発行する仮ナンバーをまずは取得し、合法的に公道を走って車検をする場所へ行く、という方法が一般的です。正式には「自動車臨時運行許可制度」と言います。申請する際に必要なものは、印鑑、免許証、期限が切れていない自賠責保険証、発行手数料等です。車検を終えたら、仮ナンバーだけではなく自動車臨時運行許可証も返納する必要があります。


  • 保安基準に適合しないものにはどんなものがある?
    下記のような不正改造を施している際は、車検に通りません。
    ・鋭い突起のあるエア・スポイラ等
    ・レンズ部分にストライプテープを貼付しているテールランプ
    ・クラクション部分のミュージック・エアー
    ・点滅が著しく速い方向指示器
    ・車体外へ突出したタイヤ
    ・フロントウィンドウやフロントサイドウィンドウの着色フィルム
    ・非緩衝式、鋭い突起のあるバックミラー
    ・明るすぎるフォグランプ
    ・ヘッドライトの灯光の色違い
    ・最低地上高が9センチ未満の車高の車
    等が挙げられます。


  • 納税証明書をなくしてしまった
    納税証明書を紛失してしまった場合は、再発行をすることが可能です。納税証明書がないと車検を通すことができないので、注意が必要です。車検証、自賠責保険証明書も同様です。保険会社や陸運支局に問い合わせましょう。


  • 車の名義と車検申し込み人の名義が違う場合
    名義が違っていても車検を受けることは可能です。車検証に記載されている使用者の印鑑が必要となります。


  • 「点検」「整備」「検査」の違いは何?
    それぞれ目的や検査内容が異なります。「点検」とは、自動車の構造や装置の機能が正常であるかということを確認する作業です。「整備」は、自動車の構造や装置が正常に機能するように調整を施したり、部品の交換、修理をすることです。そして「検査」は、通常「車検」と呼ばれているもので、自動車が保安基準に適合するかどうか、国が定期的に調べることを指します。混同しないよう注意が必要です。


  • 車検が切れた車で公道を走るとどうなる?
    無車検の車では行動を走ることができません。もしそのような車で行動を走った場合は、道路交通法違反の無車検運行となり、免停になってしまいます。また、車検に通したあとに構造変更をせず、なおかつ保安基準を満たさないよう車を勝手に改造し公道を走らせる、ということも道路交通法違反です。最悪の場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金となるので、絶対にやめましょう。


  • 認定工場と指定工場の違いは何?
    認証工場とは 自動車のメカ部分を修理する資格は持っています。しかし自社の工場内に検査ラインを所有していないため、自動車の修理はできますが、車検の最終テストは国の検査場で行う工場です。  
    一方、指定工場とは認証資格を持っており、自社工場の施設で車検を通すことができる資格を持っている工場です。国から検査を委託された機関であり、検査ラインを所有しています。自社で車検整備ができ、車検の最終テストを行う資格のある工場です。
  • 車検費用の内訳は?
    車検代行業者の場合で説明すると、車検の費用は主に「車検基本料」「法定費用」「修理代」に分けることができます。「車検基本料」は主に車検代行料、予備検査料、事務手数料、診断料等が含まれます。
     「法定費用」は自賠責保険、重量税、印紙代、等の料金です。そして最後の「修理代」は、車検に通すための部品の交換・修理の費用です。


  • 軽自動車の場合の車検は?
    厳密に言うと、軽自動車の車検は、「軽自動車検査協会」の各事務所で行なわれていますが、軽自動車も普通車の車検も基本的な検査内容はまったく同じです。


  • 改造車は車検を受けられない?
    改造車でも、保安基準の範囲内にある合法的な自動車として証明され、改造ナンバーを取得することができれば、通常通りの車検が受けられます。
    この改造ナンバーを取得するための手続きが、「改造申請」または、「改造車検」と呼ばれています。ただし保安基準に適合していることを証明するためには、部品のメーカーから資料を取り寄せる、改造部分を示す詳細図を作成する、等、非常に多くの面倒な作業がともないます。

定期的に車検を受けているとはいえ、やはり日常的にしっかり点検をしておきたいものです。日ごろからしっかりとメンテナンスを行うことで、車検でひっかかる可能性も少なくなり、何より安心して安全に車に乗ることができるようになります。ここでは簡単にできる点検方法を紹介します。


  • ブレーキ液リザーバータンクMAXとMINIの間に液量があるかどうかを確認します


  • バッテリー
    バッテリーの液面が上限と下限の間にあるか目視により点検します


  • エンジンオイル
      オイルレベルゲージでエンジンオイルの量が目盛りの上限(H)と下限(L)の間にあるか点検します。オイルレベルゲージを抜き取り、付着しているオイルを拭いて、再度いっはいに差し込みもう一度抜いてオイル量を点検します。点検後オイルレベルゲージは確実に差し込んでください。点検は平らな場所で、エンジンをかける前かエンジンを止めて10分以上たってから点検します。


  • 冷却水
      ラジエーターリザーバータンクの冷却水がタンクの上限(MAX)と下限(MIN)の間にあるか点検します。


  • ウォッシャー液ウォッシャー液がウォッシャータンクに十分にあるかどうかを確認します。


  • タイヤ
    タイヤの接地部を見て空気圧が適当であるか点検します。タイヤ空気圧の規定値は運転席ドア開口部に表示してあります。また、タイヤの接地面や側面に著しい亀裂や損傷がないか、極端に磨り減っている箇所がないか、溝の深さが十分であるかを点検します。


  • 灯火装置、方向指示器
      キースイッチをオン位置にして、前照灯、尾灯、制動等、番号灯、後退灯、歩行指示器などが正常に点灯または点滅するか点検します。

  • ブレーキペダル
      エンジンをかけ、2~3回ブレーキペダルを踏み込んだ後、ブレーキペダルをいっぱいに踏み込んで床板との隙間が適当であるか、またペダルを踏み込んだときの踏みごたえが適当であるかを点検します。


  • エンジンのかかり具合い
     取扱説明書に従った方法出エンジンを始動させ点検します。始動の際、異音などがなく、簡単にエンジンがかかれば良好です。


その他、運転中に少しでも異常を感じた際は、すぐにその原因と思われる個所を点検しましょう。
Category: 09:さいごに
車検は義務です。費用が高いから、時間がかるから、といって車検を怠ることは、まず法律違反であると共に、命を自ら投げ捨てているようなものです。

 車検はあくまでも「その時点で」安全、というひとつの指標に過ぎず、その後何のトラブルも起きない、という保証はどこにもありません。日常的に自分で簡単な点検を行い、自動車の状態を常に知っておくことが重要です。何よりも、自分や同乗者の命を守ることが大切なのです。

 現在、世の中には規制緩和の関係もあり、多くのタイプの車検が出回っています。自分で検査をする「ユーザー車検」から、自動車メーカーのディーラーで専門化が検査をするディーラー車検まで、その内容や価格は様々です。どの車検が自分にいちばん相応しいのか、よく考え自分に合った車検を見極め、安全・安心な自動車ライフを満喫しましょう。